福助ホテル 解体 柏木田

横須賀 柏木田の 福助ホテル 解体が始まっていました。
工事の人がちょうど休憩時間だったので、すこしだけ敷地の中に入らせてもらいました。

ホームページを読み上げてくれるウェブの方のツール

以前一度だけ、試して読み上げさせてみるも
美しい音声がタラタラと読んでくれるので 気持ちよく眠くなり、それ以降 試していなかった
最近見かけるホームページの右上あたりに表示されている「音声読み上げ」

スクリーンリーダーなどの自分のパソコンにインストールするものではなくて
ウェブサーバの方に読み上げツールを仕込む系のものである。

最近どんなものかと ちょっとだけ空いた時間に 試してみたりしてみました。

リードスピーカーXT

ReadSpeaker

リードスピーカーXT
ReadSpeaker Enterprise

リードスピーカー・ジャパン株式会社
http://www.readspeaker.co.jp/

ZoomSight

ZoomSight

http://www.gp.hitachi.co.jp/eigyo/product/zoomsight/
日立公共システムエンジニアリング株式会社

みんなのとーくん

みんなのとーくん

みんなのとーくん

JavaScript 認証キーコード型
http://www.to-kun.com

音声「あんずちゃん」が かわいいです。

http://www.to-kun.com/anzu.html

公共施設のホームページなどに多くみられるものなのですが

誰のために設置してるのかちょっと解らない。

実際に読ませてみると あいかわらず眠くなる。

読み上げを仕掛けてるのに
画像の代替情報(imgのalt属性)がでたらめだったりして
何言ってるのか不明なホームページもある。
読ませて逆に裏目に出ちゃったかんじ。

リンクメニューだらけのページは
読めるからなんなんだよ…って思うし

システムが重かったりして反応が悪かったり
ブラウザの互換性がないといわれて、いきなりmp3ファイルをダウンロードしはじめたりして…
プラグインのインストールアラートも
おじいちゃん おばあちゃん 解んないよなーと思う。

まあでもこんなかんじで
アクセシビリティという言葉の意味も
ボランティアという言葉の意味と同じような
モヤモヤ~としたものであり続けのかもしれないなー

模索することも遠回りも悪いことじゃあ ない。

本:衣笠地区 古老のはなし

上杉孝良先生から紹介していただいた「衣笠地区 古老のはなし」を図書館で読む。
これがひどく面白い。

録音されたカセットテープを何度も聞きながら書き起こし、
活字にするために不明な部分を聞きに談話者のところに何度も足を運んだのだそうです。
長い時間をかけて、発行までに4年間かかったといいます。

現在は、絶版で図書館でも貸し出し不可となっています。
再版されることを願いつつ、また、このような本が今後も作られることを願いつつ、
気になったページを画像でここに載せました。

メモ:

p51
【伝馬場】
今は大分勾配が低いんですが、昔は急だったんですよ。

p104
【動物の話】
(蛙が)それまで鳴いていたのにぴたっと声が聞こえなくなっちゃったんですよ。そしたら地震ですよ。大正の大地震です。大変でした。

p148
【床屋】
バリカン刈りで3銭くらいだったかなあ。

p151
【交通】
甚四郎坂 ろう学校 清水垂坂

p152
【事件】
オリンピアボール 大砲が落ちる マグロが落ちる
こやしがききすぎて、でき過ぎちゃって困ったんですよ。

p153
【洪水】
1年に2回ぐらいありましたね。明治12年の大水 交番の座敷においてあった刀がどこかへ行っちゃって大騒ぎしたけど

p161
柏木田で心中事件などがあると「よみうり」といって瓦版のようなものを、若い者が売りにきましたね。

p167
【衣笠公園】
城が峰
「おおそうか、そうゆうことなら結構だから、あれは寄附してしまえ」ということで、無償で寄附してしまった。
あの砲身塔は重くて山へ上げるのに、不入斗の重砲聯隊が馬で上げたんです。

p168
砲身塔にかいた「芳名不朽」という字 海軍中将の上村 彦之丞

【医者】
月曜日に柏木田から三三五五、ぞろぞろ歩いて、またこうして帰るんですよ。

p172
【河童】
そおすると、内川の先の方を小さい小僧のようなものが、とことこ歩いているんですって

p174
【その他の動物】
クイナが今の宮郷の川辺りにいましたよ。
カワセミは高岩堰にいました。
真鶴だかなんだか、すうっと足をのばしてね、飛んでいるのを見たことがあります。こうのとりもいたんですよ。
鍋鶴も生駒の上の方にきたといいます。

p175
【井戸店】
非常にいい水が出ましてね。トンネルの下のところに元井戸があったんですよ。
【昔の学校】
死のうか巡査になろうか、喰えぬ士族のすてどころ

高齢者・障害者等配慮設計・アクセシビリティ

中途視覚障害の方々と月に数回会ってパソコンの勉強会をして3年目。

勉強会で使うパソコンには、特別なパソコンというわけではなくて、
家電量販店で買ったパソコンに「スクリーンリーダー」がインストールされている、ただそれだけのものです。
スクリーンリーダーとは、画面を音声で読み上げてくれるソフトのことで、
ユーザーは耳に頼って、キーボードでパソコンを操作します。マウスは使いません。

目をつぶっていても、キーの配列とキーコマンドさえ覚えていればパソコンを操作できるのですから、めんどうくさがりの私にとっても「すごい便利」なものなのです。

しかーし

全般的な使い心地としては“無理矢理音声読んでる”感じは、扱い慣れた今でもつきまといます。
そもそもパソコンという製品は、いくら工業規格で「高齢者・障害者等配慮設計」が決められていても
実際にスクリーンリーダーだけを意識して作られているわけではなく、そうだとしても工業製品は長い研究と作り直し、いろんな人が関わりながら出来上がるわけですから、その段階で初期の目的、骨組みすらも二の次三の次と追いやられて製品完成!となるものなんじゃないかしらん

さて、その読み上げてくれるスクリーンリーダー搭載のパソコンで、
例えば、エディタ。
ばばばばばーっと文字を速打ちすると音声が追いついて来ません。
裏でセキュリティーソフトや自動アップデートなどが動いていようものなら、だんまりです。
笑えます。

ファイル操作をおこなえば、「いやいや...そんなに読まなくてもいいよ〜」と今は必要のない情報も長々と読んでくれますから、(←これはスクリーンリーダーの種類によって違います)慣れていても可視操作の約5倍の時間はかかります。

インターネットはというと...

福祉関連の催しイベントで、勉強会のメンバーがこのスクリーンリーダー搭載の音声読み上げパソコンの展示をした先日のことです。
市福祉課の職員が、市のホームページは、この音声のパソコンではどおなの?と訪ねて来たので、実際にパソコンに読み上げさせて、いっしょに観察してみました。

苦笑されていました。

改善策を聞かれましたが、「みんなが勉強することです」としか答えられませんでした。

時折直接請けるウェブの仕事では、
「アクセシビリティ」を必ず説明していますが、興味を持ってくれる人も少なく、なかなか解ってくれません。

世の中には、スクリーンリーダーユーザーが晴眼者と同じくらいの早さで情報を得られるホームページサイトも数多く存在します。完璧で、その大胆で細やかな配慮をされた作りは惚れ惚れします。

アクセシビリティが完璧なホームページを作るのは難しいもので、
最初から完成、いえいえ...。2年後の運用のことまで「アクセシビリティ」を妥協しないで作らないと仕上げることができないものなのです。
そのようなサイトは、スクリーンリーダーと視覚障害者を知っていなければ作る事も感じる事もできないもののようです。

すっかり話題がそれてしまいました。

【高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス】

下記の手順で読むことができます。

1. 日本工業標準調査会(jisc)
http://www.jisc.go.jp/

2. データベース・JIS検索
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html

3. JIS規格番号からJISを検索「JISX8341」

ちなみに、
JIS X 8341-3:2004
「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3部:ウェブコンテンツ」
http://www.jsa.or.jp/stdz/instac/commitee-acc/web-tech-repo/technical-report.html

IEに学ぶ?text-indent:-9999px

【好奇心にはジレンマが憑き物】であります。
画面右上に「大」「中」「小」というボタンのあるサイトの意味を知るために請けた仕事の中でひとつ発見がありました。

画像のボタンを配置する際のスタイルシートのおまじない
「text-indent:-9999px;」に、どうもブラウザによって表示不具合が生じる件です。

(不具合はもちろんIE!)

[css]
.hide-text {
text-indent:-9999px;
width:**px;
height:**50px;
background:url(***.jpg) no-repeat;
}
[/css]

(下記で解決!)

[css]
.hide-text {
text-indent: 100%;
white-space: nowrap;
overflow: hidden;
width:**px;
height:**50px;
background:url(***.jpg) no-repeat;
}
[/css]

このコード、以前にもメモ程度ですが
「リンクメニューによく使われるCSS」の一部として書いていました。

【メモ】若尾文子特集 60年代映画

横須賀の映画館でおこなわれた若尾文子特集 上映された映画のメモ

音楽:林光(鬼婆)富田勲(リボンの騎士)池野成(電送人間)斎藤一郎(陸軍中野学校)山内正(東京警備指令 ザ・ガードマン)小川寛興(月光仮面 七色仮面 快傑ハリマオ)鏑木創(爆走!ドーベルマン刑事)
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ニホンミツバチを見せてもらいました

横須賀ハイランドは、南の久里浜の山の上にある住宅地。
昭和50年ごろに出来た分譲地なので、格子の道路に何度行っても迷います。

本日目指すは、ハイランドで養蜂をご趣味とされている方のお宅です。
仕事でお世話になっている方のご紹介で、お会いできることになりました。

なんと。ニホンミツバチです!

私はニホンミツバチを「ニホンミツバチ」と認識して見たのは初めてです。

家の裏手、巣箱は房総半島や伊豆大島も望める見晴らしのよい場所に設置されていました。
前方には海、左手には花の国の裏山、右手の向こうには子安の里の山が見え、ミツバチじゃなくてもこの場所からピューンと飛んでいきたくなる良い場所です。

ミツバチたちは、箱の隙間から出て来て、羽をふるわせて、ちいさく前進してから飛び立ちます。
それがなんとも愛らしい。

飛び立つミツバチのじゃまにならないようにカメラを向けます。(だめだ。上手く撮れない...)

30分くらい観察している間に、スズメバチを2匹、家主が捕らえました。
いずれのスズメバチもミツバチの巣箱の穴に突進!危機一髪のところでした。
「スズメバチはミツバチしか見ていないから捕らえるのは難しくないよ」とのこと ひや〜怖かった。
2匹のうちの1匹の巨大なスズメバチをお土産にいただきました。

ニホンミツバチは西洋蜜蜂と比べてとてもおとなしい蜂です。
みかけたら そっと観察してみてくださいね。

養蜂にお薦めの本も教えてもらいました。
我が家にミツバチがやって来た(著: 久志 冨士男 発行: 高文研)

本 ジュノ・ディアズ

同時に読むと楽しさ倍増です。お好みの節がわんさか出てきます。付箋を用意して読むことをお薦めします。

ほんの一文で想像世界がうわっと広がるのですが、例えばこんなかんじ

"ボクらは街灯に大きく照らされ、なにもかもが1日経った小便みたいな色になっていた。50歳とかになると、友だちの記憶なんてこんなもんなんだろう。"

オスカー・ワオでは「サンドマン」とかも出てきたりする。

ジュノ・ディアズ著

『ハイウェイとゴミ溜め』 (1996)江口研一訳
『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(2000)都甲幸治訳 久保尚美訳

クリオネ アイマイモコ

やはりどうにも気になって調べて更に曖昧模糊というお話です。

平成23年10月〜12月、金沢文庫
「愛染明王 愛と怒りのほとけ」展で見かけた「クリオネ」は本当は一体なんなのか!?

画像は...
愛染明王坐像 北川運長作 西大寺 江戸時代(元禄14年 1701)
「愛染明王 愛と怒りのほとけ」展 図録より

歴史家の先生の話によると
鎌倉時代より時代が下がる(注1)と仏像や画はその時代の流行りなども強く反映され職人工芸のようになる(注2)とのこと。

時代の流行りともすれば、江戸時代には顕微鏡もあったようで
顕微鏡があればそりゃあ精子観察もする。それなら精子なのでは?と半分興味も薄れてきたところ

最近テレビで見かけた 長講堂の本尊阿弥陀如来 光背の頭光部にクリオネらしきもの
光背の渦は海のようで、

ネットで見かけた 慈受院の絹本著色金剛薩像(こんごうさった)足下にもクリオネらしきもの
http://www.sumitomo.or.jp/html/culja/jp0215.htm
そこには渦巻き模様の海が表されている

海か 海なのか ではクリオネなのか...。

いろいろ読みあさっているうちに
三弁宝珠、宝珠の玉が飛べば「七宝」も飛ぶようである。

七宝とは...と調べるところ

「七宝さまざま」より
http://d.hatena.ne.jp/sbiaco/20080816/p1

琥珀はアンバー。アンバーにはべつに竜涎香の意味もあって、これはマッコウクジラからとれるらしい
まさか...クジラ!?

「さて、では あらためて考えてみましょー。このクリオネさん いったい なんなんでしょーかっ」

2本の錫杖を表したとされるコントローラーの十字キーにしか見えないオブジェも
デフォルメされすぎであることから想像すると、もうわけがわからなくなり謎は再び闇の中へ消えていくのでありました。

(注1)時代が下がる: 近代に向かうことを「時代が下がる」と歴史家の先生が申しておられ、話を聞いているうちにこんがらがってきちゃったりして面白かったので使ってみました。
(注2)「いいものは鎌倉時代までですね。武士の技量や信仰の問題によって仏像仏画は職人のものになってしまい想像的なものに、上手なだけでは仏像とは呼べない工芸品になってしまいました...」って言ってました。

ブックマーク2012

(2012.06)
▼音声認識と音声合成
「Windows8」読み上げ
http://neu101.seesaa.net/article/255700810.html
ex. Haruka Desktop

AozoraVoice
http://et-dev.main.jp/index.php?AozoraVoice

(2012.05)
▼ 関東大震災 1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒

「e-ざ鎌倉」(http://www.kcn-net.org/)

「知られざる近代鎌倉の歴史やスポットを写真とともに紹介」
「関東大震災の鎌倉・浪川幹夫さん」http://www.kcn-net.org/oldnew/index.html