同時に読むと楽しさ倍増です。お好みの節がわんさか出てきます。付箋を用意して読むことをお薦めします。
ほんの一文で想像世界がうわっと広がるのですが、例えばこんなかんじ
"ボクらは街灯に大きく照らされ、なにもかもが1日経った小便みたいな色になっていた。50歳とかになると、友だちの記憶なんてこんなもんなんだろう。"
オスカー・ワオでは「サンドマン」とかも出てきたりする。
ジュノ・ディアズ著
『ハイウェイとゴミ溜め』 (1996)江口研一訳
『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(2000)都甲幸治訳 久保尚美訳