長らく試行を保留していた「HTML5」ですが、そろそろよかろう と試してみたらひっくりかえったり唖然としたり という話です。
HTML5のリファレンスをざっと見ていて
一番印象的なのは、アクセシビリティ性の高い表示の可能性
例えば視覚障害者向けスクリーンリーダーで感知できなかった動画や音楽の表示や制御が可能になることでした。
今回、web用の年賀によい機会なので、新しいタグの要素「audio」を使って作成してみました。
JavaScriptとの併用で、ずいぶん簡単にやりたいことが出来るので心地よく
しかし
数種のブラウザでデバッグして、ビックリ。
IE8に反映されないのだ。
無視してよいものなら無視したい
「動作しませんので他のブラウザを使ってね」とアラートを出すだけでよいか
USER_AGENTとかとらなきゃいけないのか(←やだ。めんどうくさいっ)
その後、IE9はどうなってるんだ?と ブラウザ環境の巷の動向を 請け負いサイトのアクセス解析をのぞいてみたけど、IE9の利用が増える傾向を感じない結果に私は唖然とするのであった。
こんなかんじだ
※過去1ヵ月統計( )内はアクセス件数
▼ 市内NPO団体(600)ie: 77%, chrome: 10%.../ ie8: 70%, ie9: 13%...
▼ 市委託系NPO団体(510)ie: 71%, chrome: 10%.../ie8: 41%, ie7: 26%, ie9: 19%...
▼ 商店街のサイト(900)ie: 62%, android: 10%.../ie8: 50%, ie9: 20%...
参考に.........
▼ アクセスの5割は海外からのサイトでは(1800)ie: 24%, FireFox:23%, safari:18%.../ie8:56%, ie9: 30%...
では、謹賀新年。今年もよろしくおねがいいたします。
野木村さなえ
⇒ Webでお年賀 2012年